作品紹介
「美しい…君の名前は?俺のものにならないか?」昔々、ある呪いにかかり、誰も愛せなくなった可哀想な皇太子がいた。愛する感情を諦め生きてきた皇太子だったが、とある舞踏会で生まれて初めて美しく愛おしいと思えるモノに出会い、心奪われ、その場で熱烈な愛の告白をする。しかし、その相手は…決して美しいとは言えない、その上恐ろしい噂のある黒猫(♂)だったのだ!皇太子は猫とその飼い主を皇宮に招待し、最愛の猫がそばにいる幸せを噛み締めていたが、どうにも猫のオマケである飼い主の女性が気になってしまう。なんの取り柄もない平民の女性なのに、皇太子の視線は彼女にくぎ付けだった。「君は俺を今まで感じたことのない思いにさせるんだ。君を見てると触れたいし、抱きしめたくなる。俺はこんな感情を知らない。」「君に…口づけをしてもいいだろうか?」
最近の更新
-
7月17日2025/07/17更新
-
7月10日2025/07/10更新
-
7月3日2025/07/03更新
コメント
まだコメントはありません。
最新コメント 一覧