僕は55歳、暗澹たる作品を描き続ける漫画家だ。 ―これは僕が、20歳で「一度死んだ」話だ。 その頃の僕は、「漫画家のタマゴ」を自称しながら何も描けずにいた。映画を撮ったりするより、ただ一人で物作りが出来ると思ったのだけど…。そんな僕の前に、「ビビ」と名乗る女の子が現れる。彼女は僕が漫画を描き上げるまで、僕を居候させてくれると言う。しかし彼女との生活の中で、僕の身に“ある異変”が起こり始める。
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