作品紹介
北米で21世紀に最も成功した女性マンガ家のひとりとされるカナダ出身のケイト・ビートンが、学生ローン返済のためにオイルサンド採掘現場で働いた2年間の体験を描く自伝的作品。男性社会における女性の生き方、理想の仕事を得ることの困難さと過酷な作業場での善と悪、環境破壊などの問題が、淡々とかつユーモアを交えて描かれる。『DUCKS』というタイトルは、汚染された貯水池に飛来して死んだ大量のカモにちなんで名づけられた。まるで、生活のために厳しい環境で傷つきながらも働く主人公と仲間たちを重ね合わせているかのように。オバマ元米大統領の2022年お気に入りの一冊で、アイズナー賞2部門受賞の話題作。待望の邦訳版です!
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2024年12月2日更新日:2024.12.02
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