東京で父と暮らす十七歳の少女・紅(こう)は、父の都合で、亡き母の親友・安東緑の家で夏を過ごすことになる。 自由奔放で「敵なし」だった紅。しかし、茶道家として静かに生きる緑との出会いが、少女の心を少しずつ揺らし始める。 ぶつかり、惹かれ、ともに過ごすひと夏。京都を舞台に描く、少女から大人へと移ろう成長譚。
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