作品紹介
戦後80年特別企画
沖縄を代表する劇画家・新里堅進は、1973年『沖縄決戦』でデビュー以降、沖縄戦をはじめ沖縄の歴史・文物を描き続けてきた。
日本漫画家協会賞優秀賞を受けた『ハブ捕り』(琉球新報社、1982。のち改稿し新潮社より1991年)など数作が本土で刊行されたのみで、その50年の画業のほとんどを「沖縄で、沖縄を描く」ことに捧げてきた。
極めて多作であるが、県内外での一般的な認知度はそれほど高くなく、本人も漫画業界に関心がないがゆえに孤高の存在とも「埋もれた存在」と言える。
戦後80年。いまだ世界では戦争の惨禍やまぬ中、戦後生まれのひとりの人間が取り憑かれたように描き続ける「地上戦」とはいったい何なのか……戦後の沖縄文化史におけるミッシング・ピースとも言うべき新里の人生とその作品を通じて問い直す特別企画。
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